Dr五十川の病気一口メモ「鼻吸い」

鼻水の鼻吸い器での吸い方(2〜3歳まで)

お子さんはみな鼻を触られること自体嫌います。そのため鼻水を吸うことには全身を使って抵抗するのが普通の反応です。

しかし鼻水をそのままにしておくと、副鼻腔炎や中耳炎や気管支炎、肺炎になってしまう可能性があります。そのため、お子さんが泣いて嫌がるのは仕方ないということをご理解して頂いた上で、手早くしっかり鼻水を吸ってあげましょう。

 

鼻水を吸う前に

まずはしっかり押さえて手などが出ないような体勢にします。

<方法1>
上図のように足の間にお子さんを挟む。
その時にお子さんの腕をしっかり足で抑える。


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<方法2>
大き目のバスタオルでお子さんの頭以外をすっぽりと包み、くるくる巻きにする。
そのまま仰向けに寝かせて、向かい合った状態で両足でお子さんの体を挟む。

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鼻水の吸い方

片手でお子さんの顔を固定する。
もう一方の手で鼻水を吸う。

<方法1>の場合は頭の方から鼻水を吸う
<方法2>の場合は向かい合った状態で鼻水を吸う

お子さんの鼻の穴は小さくなかなか吸いにくいです。
吸い口は鼻の真ん中の壁にあてるくらい内側に向けて、さらに少し下に向けて吸うとたくさん鼻水が吸えるところがあります。

3歳以上になると抵抗する力が強くなるので、上記の方法ではなかなか抑えて鼻水を吸えなくなります。
そのため2〜3歳からはお話をしてご本人に納得をしてもらって鼻水を吸えるようにしましょう。早いお子さんは2〜3歳から鼻をかむことができるようになります。
鼻をかむ練習をして鼻をかむ習慣をつけることも大切です。

 

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