食中毒の原因は、自然毒・化学物質・細菌の3種類に大別されます。食中毒のほとんど全ては細菌性食中毒といっても過言ではありません。 細菌性食中毒は集団的に発生することが多いようです。 細菌は温暖な環境を好む菌が多いので、5月から10月までの半年で75~85%を占めますが、寒い時期でもゼロではありません。 食中毒を引き起こす細菌として、
1.サルモネラ 2.ブドウ球菌 3.腸炎ビブリオ 4.病原性大腸菌
5.カンピロバクター 6.ウェルシュ 7.セレウス 8.ボツリヌス
などが知られています。この中で死に至るような恐ろしい菌はサルモネラとO157を含む腸管出血性大腸菌です。
主な症状
細菌性食中毒の感染を防ぐには
1次感染を防ぐには
1次感染は、細菌やウィルスに汚染された食品を経口的に摂取することにより感染しますので、その予防法として以下のことが考えられます。
2次感染を防ぐには
1.手洗いの励行 2.寝具やリネンの洗濯 3.洗面所の湿潤場所は石けんで洗い、乾燥させておきましょう
食中毒が疑われたら医師の診察を受けましょう。