ドライマウス

ドライマウス

ドライマウスとは

ドライマウスとは、唾液の分泌が慢性的に低下することにより、口の中が乾燥する状態です。唾液の分泌が50%程度まで低下すると口の中の乾きを自覚するようになります。

ドライマウスの症状

  • 口が乾く、口の中がネバネバする
  • 乾いた食品を食べられない、飲み込みにくい、食事しづらい
  • 今までと違う味がする、おいしくない
  • 口臭が気になる
  • 舌が痛い、口の中がヒリヒリする
  • 話しにくい
  • 虫歯になりやすい、歯周病になったり症状が悪化する
  • 水をよく飲む、夜間に口の渇きで目が覚める
  • 目も鼻も乾く

ドライマウスの原因

  1. 生活習慣:過剰なストレス、喫煙、過剰なアルコールやカフェインの摂取、口呼吸
  2. 加齢:噛む力の低下、唾液腺の機能低下、女性ホルモンの分泌低下
  3. 服用薬による副作用:抗ヒスタミン薬、利尿剤、降圧剤、抗うつ剤、抗パーキンソン薬等
  4. 全身性の疾患:糖尿病、腎臓病
  5. シェーグレン症候群(自己免疫疾患の一種で、口腔乾燥や眼乾燥を主にきたす病気

ドライマウスの検査

  1. 症状の問診
  2. ガムテスト:ガムをかみながら10分間唾液を摂取します。10ml以上が正常値となり、唾液分泌減少の目安とします。
  3. サクソンテスト:ガーゼを2分間かんで、唾液を含んだガーゼの重量を測定します。ガーゼの重量をひいて2g以下が唾液分泌の低下とされています。

ドライマウスに対する治療

  1. 生活習慣の改善
    ・喫煙、アルコールやカフェインの摂取を控え目にする
    ・リラックスする時間をとる
    ・鼻呼吸を心がける
    ・部屋の中の湿度を保つ
    ・水分を十分とる
  2. キシリトールガムを噛んで、噛む筋肉を動かし、唾液腺を刺激して唾液の分泌を促す
  3. 唾液腺のマッサージをする
  4. 全身性疾患に対する処置
  5. 服用薬の変更・減量
  6. 口腔内を湿潤させる保湿剤の使用
  7. 唾液分泌促進薬、漢方薬の使用

唾液腺マッサージ

耳下腺・顎下腺・舌下腺の唾液腺マッサージについての図と説明