オンライン診療
医科におけるオンライン診療
初診・再診ともオンライン診療を保険診療で行うことが可能です。
オンライン診療は実施するたびにシステム利用料金1,100円がかかります。
初診の処方に関わる注意
当院での受診歴が無い「初診」の場合、国が定めたルールによる制限があります。
- 麻薬・向精神薬(睡眠薬等)の処方は出来ません。
- ハイリスク薬を処方するためには、お薬手帳や検査データなどの情報が必要です。
- 8日分以上の処方をするには、お薬手帳や検査データなどの情報が必要です。
歯科におけるオンライン診療
歯科におけるオンライン診療は対象疾患(ポリシー参照)を除き自費診療となります。
初診のご相談・矯正のご相談・インプラントの術前の説明など、様々な場面が想定されます。受付にお気軽にご相談ください。
①オンライン診療システムのご利用
セキュリティーや各種の管理面から専用システムである「curon」を利用されることをお勧めしています。SOKUYAKUにも対応しています。それらの利用が困難な場合、LINEのTV電話を用いたオンライン診療も行っています。LINEが使えない場合、FacetimeやZoomでの対応も可能です。
Curon(クロン)をご利用される方
SOKUYAKU(ソクヤク)をご利用される方
LINE(汎用)をご利用される方
ご希望の診療所の「やりとりLINE」にQRコードでアクセスし、LINEでのオンライン診療の予約をお申し込みください。折り返し担当スタッフが返信いたします。
②薬の受け取りについて
- 受け取り希望の処方箋調剤薬局を決めてください。
- curonでは受診前に薬局を選択・登録してください。
- LINE(汎用)の場合、事前に薬局名をチャットでお送りください。
- 診療終了後10分程度で薬局に処方情報が送られます。
- 調剤ができているかを電話等でご確認の上、薬局にお越しください。
- 電子処方箋を用いる場合は引換証を添付しますので、薬局にご提示ください。
③領収書の発行について
Curon(クロン)をご利用される方
クロンの「フリートーク」に添付いたします。
SOKUYAKU(ソクヤク)をご利用される方
郵送で送付されます。
LINE(汎用)をご利用される方
「やりとりLINE」に添付します。
オンライン診療ポリシー
オンライン診療を安心・安全に利用頂くためのルールをご案内をします。ご一読の上ご受診いただきますよう、ご協力よろしくお願いします。
1.初診の方へ(当院で対面診療を受けられたことがない方)
初診の可否
初診のオンライン診療は、患者さんの健康や背景を把握しているかかりつけ医が行うことが原則です。ただし、かかりつけ医が決まっていない方、諸事情でかかりつけ医でオンライン診療が受けられない方は、当院の判断で初診のオンライン診療を実施しています。
診療前相談
オンライン診療が可能か否かを判断するため医師がオンライン上で相談を受けることを「診療前相談」と言います。この場合も、カルテ作成や記載を行います。
診療前相談からオンライン診療に進んだ場合は、初診料(情報通信機器を用いた診療)を保険算定します。別の医療機関を紹介する場合や助言のみとなる場合も、医師が判断した内容である場合は「診療」となりますので、保険算定致します。明らかに診療ではなく相談のみの場合は、自費のオンライン医療相談料をご負担いただきます。受付でのやり取りだけでは費用は生じません。
準備する情報
下記事項について、事前にご準備ください。WEB問診であらかじめご記入いただくと漏れが無いのでご利用下さい。
- 処方を受け取る薬局
- 服薬歴(お薬手帳)(現在服薬している薬。医療機関・処方薬局がわかるもの)
- 既往歴(今までにかかったことのある病気・ケガ)
- アレルギー歴(特に薬に対するアレルギーや副作用の有無)
- 当院への対面診療が困難な場合、対面受診できる医療機関名
- 健康診断や検査等の結果(直近の採血や各種検査の結果があれば)
遠隔で当院への受診が難しい方
遠隔地からの受診等でご自身が当院に対面受診することが困難な場合は、対面受診可能な医療機関と連携することが国の指針で定められています。ご自身で対面受診可能な医療機関を決めて頂き、お知らせください。対面診療が必要な状況となった場合にスムーズに情報提供を致します。
初診の処方に関わる注意
当院での受診歴が無い「初診」の場合、薬の処方に制限があります。
- 麻薬・向精神薬(睡眠薬等)の処方は出来ません。
- ハイリスク薬を処方するためには、お薬手帳や検査データなどの情報が必要です。
- 8日分以上の処方をするには、お薬手帳や検査データなどの情報が必要です。
ハイリスク薬とは:診療報酬上、特定薬剤管理指導加算及び薬剤管理指導料「1」の算定対象となる薬剤として定められている薬です。
https://shinryohoshu.mhlw.go.jp/shinryohoshu/
- 抗悪性腫瘍剤
- 免疫抑制剤
- 不整脈用剤
- 抗てんかん剤
- 血液凝固阻止剤
- ジギタリス製剤
- テオフィリン製剤
- 精神神経用剤
- 糖尿病用剤
などが含まれています。
初診の定義
ある疾病について初めて診療することが初診と定義されています。
過去に対面診療をしており再診料を算定している状態でも、例えば、初めて不眠症について相談し処方をする場合は、その診療が不眠症の初診となります。オンライン診療の初診では向精神薬は処方できないことになっているため、不眠症の治療として向精神薬(睡眠薬)を処方するためには一度対面診療をして頂く必要があります。
2.システム利用料について
オンライン診療の度に、通常の診療料とは別にシステム利用料1,100円(税込)を頂きます。オンライン診療の利用システムにより、別途診療の都度の費用負担が生じる場合があります。ただし、感染防止等のため当院よりオンラインでの受診ををご指示した場合には、システム利用料は発生しません。
3.自費のオンライン診療について
医科・歯科とも、保険診療に該当しない場合は自費での医療相談料をご負担いただきます。システム利用料は別途ご負担いただきます。
例:
- 疾病の診断治療を目的としない医療相談・セカンドオピニオン
- 歯科の治療・矯正・インプラント等の相談
費用 15分以内 3,300円(税込)以後1,100円/5分
4.歯科におけるオンライン診療
歯科においてもオンライン診療の活用場面は大きくあります。
2025年現在、歯科領域での保険診療は下記の通り狭く限られており、それ以外の場合は自費診療となります。
オンライン診療が保険の対象となる疾患
- 口腔機能低下症(高齢者・脳梗塞・パーキンソン病で咀嚼・咬合がうまくできない方)
- 新興感染症により受診が困難な場合
- 舌痛症(心因性によるものを含む。)の患者
- 三叉神経ニューロパチーの患者
5.オンライン診療の意義
オンライン診療はTV電話を利用するため、顔の表情や動作をリアルタイムで見ることができます。患者さんも医師の顔を見て診察を受けることで安心感が得られます。
人間は視覚から8割の情報を得ています。オンライン診療で患者さんが元気そうかといった医師の「感覚」を働かすことができます。「問診80%、身体所見10%、検査10%の割合で診断に貢献する」と言われており、問診力が医師の腕の見せ所でもあります。
コロナ禍において、医療が「診断と治療」だけではなく、患者と「繋がる」ことがいかに大事かということが経験されました。
コロナ患者オンライン診療の記録
6.オンライン診療の注意事項
オンライン診療は安易に濫用するとリスクを伴います。
- オンライン診療では二次元の限られた画面と音声の情報しか得られないので、対面診療では起こらない見落としがあり得ます。(例えば体重の増減などは対面では意識せずともわかりますが、オンラインでは分かりません)
- オンラインでは医師の熱意や迫力が伝わりにくく、生活習慣の改善や禁煙・節酒などの行動変容を伴う説得はしづらいと考えられます。
- オンラインの診療だけでは医師の記憶に残りにくい可能性があります。
そのため、定期的な対面診療をお勧めしています。慢性疾患の方には、長くても6か月に1度は対面診療をお勧めしていいます。
7.健全なオンライン診療の普及と推進
オンライン診療は、様々な社会課題を克服するツールであると共に、新たな技術と繋がることで医療の質を高める可能性があります。様々な可能性のあるオンライン診療を健全な形で推進していきたいと考えています。
「オンライン診療の健全な推進を図る有志」のサイトをFacebook上に設け、医療者であるなしに関わらず意見交換できる場を設けています。
オンライン診療の健全な推進を図る有志
