診療時間
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漢方内科とは
当院の漢方外来では、西洋医学と漢方医学の両方の知識を持つ医師が、個々の患者様の体質や症状に合わせた最適な治療を提供しています。
漢方にも得意分野と不得意分野があります。漢方は症状に対応して処方が行われます。病気のメカニズムを修正するのではなく、それに伴う生体の反応を制御しているとも言えます。ですから、病気の治療は西洋医学で行いながら、伴って呈する不快な症状を漢方でサポートするといった使い方も良くされています。
高血圧や高脂血症・糖尿病など症状は少ないが将来の動脈硬化の因子となるような疾病は、主に西洋医学でコントロールすることが合理的だと考えています。一方、こうした疾患でも「ほてり」「のぼせ」「むくみ」「しびれ」といった症状が伴うのであれば、漢方薬が力を発揮します。
「がん」の治療にも漢方が用いられる場面があります。がんを攻撃するための治療には西洋医学が向いています。ただ、術後や薬の副作用で体が弱っている場合、体力を維持するためには漢方薬が奏功することが期待されます。
病気がはっきりしていない場合、あるいは更年期障害の様に避けられない状況でも、不快な症状があればそれを緩和したり取り除くことが可能です。その場合も、西洋医学で別の病気が潜んでいないかを検査・診断することがとても大事になります。
西洋医学と東洋医学は相反するものではなく、補い合うものと考えています。
漢方はゆっくりと作用するとは限りません。感冒やアレルギーに対する処方(葛根湯や小青竜湯)では15分くらいで効いてくることを実感します。こうした処方は長期には服用しません。一方で、体質を改善するような処方(補中益気湯や六君子湯など)は数年にわたって内服することもあります。
漢方には確実に効果を実感できる場面があります。一方で、過度なものを求めることには危険があります。「がんを漢方で治す」「漢方でダイエットができる」といった過剰宣伝の怪しい治療は、健全な漢方医療の妨げにすらなり得ますので、お勧めしていません。
(上記のようにがんの治療の一助になることはありますし、減量のサポートとして用いることはあります。)
漢方内科の主な症状
- 感冒(上気道・胃腸炎)
- アレルギー性疾患(花粉症、アトピー性皮膚炎・喘息)
- 消化器系の不調(便秘、下痢、胃もたれなど)
- 更年期障害(ほてり・発汗)
- 不眠症やストレスによる症状(喉のつかえ感・下痢・咳など)
- めまい
- 慢性的な疲労や倦怠感
- 冷え性や肩こり
