インプラント
インプラントとは
インプラントは一生ものの手術です。当院では安全性の高いストローマンインプラントを利用し、年間で約100~150症例の成功をおさめております。
インプラント治療は数十年の経過を予測した上での方針を決めていきます。
十分納得いくまで熟慮していただいてから治療に入りますので、インプラントについてご興味のある方はお気軽にご相談ください(相談料は無料です)。

ITI(国際インプラント学会)日本支部公認インプラントスペシャリスト
インプラント治療のメリット
- 機能
自分の歯に近い構造ですので、ブリッジ、入れ歯と比べるとより自然な感覚で噛んだり、話したりすることができます。 - 周囲の歯への影響が少ない
隣接する歯を削る必要がなく、周囲の歯への影響は少ないです。 - 修理や再生ができる
人工歯根と上の被せもの(上部構造物)をネジでとめる構造になっているため、被せものが破折した場合は取り外して修理、再製作が可能です。 - 長期的な解決策
正しいケアを続けることで、インプラントは長期間にわたり使い続けることができます。また、インプラント治療は1本だけ歯を失った場合から全ての歯を失った場合まで、幅広いケースに適用できます。
当院のインプラント治療の特徴
- 審美修復
噛むための機能のみならず、見た目の美しさ(審美性)にも配慮した治療を行っています。
当院では、歯並びや色合い、形、バランスなどを丁寧に考え、患者様にご満足いただけるよう自然な仕上がりを目指して治療を行っています。 - 安全な⼿術法
当院では、内科と密接に連携を取り、安全性を確保したうえで手術を行っています。術前にはCT撮影を行って
骨の状態を詳しく確認し、インプラントを入れる位置や角度、大きさを正確に計画します。インプラントを正しい位置に埋め込むためにサージカルガイドを使用する場合もあります。また、手術中はモニターで血圧や脈拍など全身状態を管理しながら手術を行います。
患者様のご希望に応じて笑気ガス(大塚診療所のみ)の吸入や鎮静剤の点滴など、意識がぼんやりとしたリラックス状態(鎮静下)での施術も行っています。
インプラント治療前に行うこと
- むし歯や歯周病の治療
お口の中に炎症がある場合は先に治療を行います。 - 基礎疾患の治療
糖尿病などの全身疾患がある場合、感染しやすくなったり、傷が治りにくくなったりすることがあります。インプラント治療を安全に進めるため、まずは基礎疾患のコントロールを優先することがあります。 - 骨造成
あごの骨の量が不足している場合、インプラントをしっかり支えるために、骨を増やす処置(骨造成術)を行うことがあります。 - 矯正治療
インプラントを適切に配置するために、歯並びやスペースの調整が必要となることがあります。その場合は、先に矯正治療を行うことがあります。
⾻造成術とは
人工骨(OCP︓リン酸オクタカルシウム)やコラーゲン膜、⼈⼯⾻βTCPなどを⽤いた技術を導⼊しています。将来的なリスクを最⼩限にするために⼗分にエビデンスを吟味した上で施術を行います。
また、自家骨を削りださずにBMP-2といったサイトカインを利用した「再生療法」も可能です。副鼻腔の粘膜を挙上したり、大きな骨欠損部を補ったりする場合に適応になります。
▼使用薬剤
ボナーク(Bonarc)
リン酸オクタカルシウムとコラーゲンからなる、スポンジ状の人工骨です。骨欠損部または空隙部に充填することにより、気孔内部に骨代謝に関与する細胞等が侵入し、材料の分解及び新生骨の形成が誘導されます。
バイオガイド(Bio-Gide)
天然由来のコラーゲンを使用した吸収性メンブレンで、生体適合性に優れています。また二重構造により、一方の層は細胞の侵入を防ぎ、もう一方の層は組織の統合と血管新生を促進します。術後は体内で自然に吸収され、除去は不要です。
▼術式
ソケットブリザベーション術(抜歯窩温存術)
抜歯後、そのままにしておくと周囲の骨(歯槽骨)は吸収され、顎の骨は瘦せて薄くなっていきます。この術式では抜歯直後に抜歯窩(歯を抜いたあとの穴)に骨補填材を入れ、歯槽骨の形態をできる限り維持します。
将来的にインプラントや審美的な修復治療を予定している場合に、より良い状態で行うための処置です。
ソケットリフト術
上顎の骨に高さが足りない場合に行う術式です。インプラントを入れる予定の場所のすぐ上には上顎洞という空洞があります。
埋入する部分の骨の中に、上顎洞の1mm前まで穴を開けて、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)をやさしく押し上げることでスペースを確保し、骨補填材や自家骨を入れて骨再生を促す方法です。
この方法は比較的身体への負担が少なく、インプラントの土台を同時に埋入できる場合も多いため、治療期間の短縮にもつながります。
サイナスリフト術(上顎洞挙上術)
上顎の骨の高さが5mm以下と少なく、広い範囲にわたって骨を作る処置(骨造成)が必要な場合に行います。
歯ぐき(歯肉)を切開し、骨に小さな穴を開けて、奥にある上顎洞の粘膜をやさしく持ち上げます。できたスペースに骨補填材を入れて、骨の再生を促します。数か月後、骨が十分にできた後にインプラントを埋め込む手術を行います。


インプラント治療の流れ
- 相談、術前処置
口腔内を診断後、相談を行います。
レントゲンやCT撮影を用いて、骨の状態やインプラントの適応を確認し、必要に応じて抜歯などの術前処置を行います。 - 治療におけるコンサルテーション
インプラントの位置やサイズ、手術の進行について、計画を立て説明します - 術前評価
医科と連携を取り、安全に手術ができるように術前評価を行っています。 - サージカルガイドの作成
位置や方向をCTにて計測し、必要に応じてオーダーメイドのガイドを作成します - インプラント埋入手術
生体モニターを用いて血圧、脈拍等を管理しながらインプラントを埋め込みます。
手術の約7日後に、傷口のチェックと抜糸を行います。 - 咬合の構築
インプラントが骨としっかり結合する時期(術後6~12週)に、被せもの(上部構造物)を装着する準備を行います。まず、歯ぐきの形を整える処置(粘膜処理)を行い、その後スキャナーなどを用いて型どりし、被せものを製作します。 - メンテナンス
良好な状態を維持するために定期的なメンテナンスが必要です。目安としては3~4か月に一度、歯科医院でのプロによるインプラント専用クリーニングや歯のバイオフィルム(細菌の膜)を取り除くPMTC(専門的器械的紙面清掃)をお勧めしております。
治療内容別インプラント治療費
| インプラント治療相談 | 無料 |
|---|---|
| 術前CT撮影 | 22,000円 |
▼手術
| インプラント手術 | ¥275,000 |
|---|---|
| 【麻酔オプション】笑気吸入鎮静法 | ¥11,000 |
| 【麻酔オプション】笑気吸入鎮静法+静脈内鎮静法 | ¥33,000 |
| サージカルガイド | ¥55,000 |
▼骨の補強が必要な場合
| ソケットリフト術 | ¥55,000 |
|---|---|
| サイナスリフト術 | ¥165,000 |
| 吸収性メンブレン使用 | ¥55,000 |
| 人工骨補填材使用 | ¥55,000円 |
| 骨形成促進因子(rhBMP-2 小/大) | ¥495,000/¥715,000 |
| チタンメッシュ | ¥110,000円 |
▼術後管理
| 消毒+抜歯 | ¥220+¥770 |
|---|
▼補綴(被せもの)※【a】もしくは【b】
| 【a】既成アバットメント(支台) 印象料(型どり) 技工料 補綴料 |
¥5,500 ¥41,800 ¥123,200 |
|---|---|
| 【b】カスタムアバットメント(支台) 印象料(型どり) 技工料 補綴料 |
¥11,000 ¥63,800 ¥123,200 |
▼定期健診
| インプラント定期検診 | ¥2,200 |
|---|---|
| インプラント部清掃 | 一本¥1,100 |
学術的なバックボーン
ITI (International Team for Implantology)は、世界中のインプラント歯学ならびに関連組織再生の専門家同士をネットワークで結んだ非営利学術組織です。ITIで蓄積されたエビデンスを基に、世界標準のプロトコールにのっとり、長期的に安定した結果が得られるように常に研鑽を重ねています。
CID: 山下巌先生紹介記事
使用インプラント
すべてStraumann社(本社:スイス・バーゼル)純正のインプラント体を使用しています。Straumann社は全世界で13%のマーケットシェアを持つNo.1ブランドです。
当院が採用している理由は、インプラントの表面性状で画期的なSLAという技術を持っていることや、ITIと密接に連携して学術的に裏付けのある製品を提供しているからです。
ITI Section Japan Certified Specialist for Implantology
ITI日本支部公認インプラントスペシャリスト
ITI Section Japan Certified Specialist for Implantology制度は、インプラント治療および関連組織再生に関わる広い学識と高度な専門的技能を有する人材の養成を図り、医療の発展ならびに国民のQOLの改善に貢献することを目的とした独自の公認資格です。
日本全国でインプラントによる治療を専門的に行なう歯科医師集団「CID Club」が手がける、インプラントによる治療の専門情報サイトです。
CID(Center of Implant Dentistry)club
研修について
日本における歯科インプラント治療に関する大学教育は、欧米諸国に比べて遅れており、教育体制の整備が進められている段階にあります。
一方、アメリカのハーバード大学やスイスのベルン大学では、長年にわたり高度な臨床教育と研究が行われており、世界のインプラント治療を牽引しています。
これらの大学での研修を通じて、最新の技術や治療哲学に直接触れることができ、現在の診療姿勢にも大きな影響を与えています。

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