口内炎・粘膜疾患・がん・腫瘍
口内炎などの粘膜の病気
口の中の粘膜は、さまざまな原因で炎症を起こすことがあります。
一時的に体調不良やストレスなどで起こるものもあれば、長期的なコントロールが必要なものもあります。
なかには悪性腫瘍と見分けがつきにくいものがあるので、1~2週間程度経っても治らない場合は一度受診をお勧めします。
また、口腔ケアや生活習慣、無意識のくせ(習癖)などが原因となっているものについては、再発防止のための指導も行います。
嚢胞・腫瘍
口の中には嚢胞(のうほう:袋状のできもの)や良性の腫瘍(しゅよう)が発生することがあり、その原因は様々です。それぞれ粘膜にできるものと顎の骨の中にできるものがあります。多くは痛みが出ないため気づきにくいのですが、放置すると大きくなったり周囲の骨や歯に影響を及ぼすことがあります。
違和感がある場合や、気になるできものがある場合は早めにご相談ください。
口腔がん(悪性腫瘍)
腫瘍の中で悪性のものが「がん」と呼ばれます。舌がん、歯肉がん、頬粘膜がん、口唇がんなどがあります。 早期の発見が大切です。
気になること、心配なことがございましたらご相談ください。
顎骨壊死
顎骨壊死とは、顎の骨の細胞や組織が壊死し、骨が損傷を受ける状態です。
原因はさまざまで、自然発生する場合もあれば、抜歯や外傷、放射線治療の後、あるいは特定の薬剤の影響で起こることもあります。特に、骨粗鬆症治療に用いるビスホスホネート製剤、デノスマブ製剤、がん治療に用いる抗がん剤ホルモン剤、副腎皮質ステロイド薬など様々な薬剤などとの関連が報告されています。これらの薬剤を使用する予定があれば、あらかじめ口腔内を精査し感染の原因となる部分をできるだけ取り除いておくことが重要です。
骨髄壊死は一度発症すると完全に治すのが難しいとされています。治療には抗菌薬の投与や洗口液の使用、お口の中を清潔に保つなどの保存的治療のほか、必要に応じて損傷した骨の除去などの外科的治療が行われます。
